なぜ『痛みには呼吸と姿勢』が深く関係するのか?

三島ほうゆう整体院の治療で意識しているポイントをお伝えします!
今回は無意識におこないがちな、呼吸と姿勢のヒミツを解きほぐします。

1日におこなっている呼吸は約3万回に及びます。
やってしまいがちな悪姿勢の影響は呼吸にも。
カラダを整えるのは、その呼吸と姿勢を知ることからです。

呼吸、姿勢、そして痛みの関係は、身体の全体的な健康に深く関わっています。以下にそれぞれの要素がどのように関連しているかを詳しく説明します。

呼吸と姿勢の関係

  1. 姿勢が呼吸に与える影響:
    • 前傾姿勢: 例えば、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で猫背(前頭位)になっていると、胸郭が圧迫され、肺が十分に膨張できなくなります。その結果、呼吸が浅くなり、酸素の取り込みが減少します。
    • 良い姿勢: 座る際は骨盤を立て胸を張り、肩をリラックスさせた姿勢では、肺がしっかりと広がり、深い呼吸が可能になります。これにより、より効率的に酸素を取り入れることができます。
  2. 呼吸が姿勢に与える影響:
    • 深い呼吸: 腹式呼吸や深い呼吸は、横隔膜を使い、腹部のインナーマッスルを活性化させます。これにより、体幹の安定性が高まり、自然と姿勢が改善されることがあります。
    • 浅い呼吸: 浅い呼吸は、肩や首の筋肉に緊張を引き起こし、その結果、姿勢が崩れることがあります。肩が前に出て猫背になることもあります。

姿勢と痛みの関係

  1. 姿勢が痛みに与える影響:
    • 前傾姿勢や猫背: 不良姿勢は、特に首や肩、背中、腰に過度の負担をかけることがあります。これにより、筋肉の緊張や圧迫が生じ、肩こりや腰痛、背中の痛みなどが引き起こされることがあります。
    • 骨盤の傾き: 姿勢の悪化(例えば骨盤が前に傾く姿勢)は、腰椎に不均等な負荷をかけ、腰痛を引き起こすことがあります。
  2. 痛みが姿勢に与える影響:
    • 筋肉の緊張: 慢性的な痛みや筋肉の緊張は、体が不自然な姿勢を取る原因になることがあります。このような姿勢はさらに痛みを悪化させる可能性があります。
    • 痛みの防御反応: 痛みを避けるために、体が無意識に姿勢を変えることがあります。これにより、姿勢がさらに悪化し、痛みが慢性化することがあります。

呼吸と痛みの関係

  1. 呼吸が痛みに与える影響:
    • 浅い呼吸: ストレスや緊張が原因で浅い呼吸をすることが多いです。浅い呼吸は筋肉の緊張を増し、痛みの感覚を強めることがあります。
    • リラックスした呼吸: 深い腹式呼吸は副交感神経を刺激し、リラクゼーションを促進します。これにより、筋肉の緊張が和らぎ、痛みが軽減されることがあります。
  2. 痛みが呼吸に与える影響:
    • 痛みの影響: 急性または慢性的な痛みは、呼吸パターンに影響を及ぼすことがあります。痛みが強いと、呼吸が浅くなることがあり、これは痛みの悪化を招くことがあります。

まとめ

呼吸、姿勢、痛みは相互に関連しており、これらを改善することが体全体の健康に良い影響を与えることができます。例えば、良い姿勢を保ち、深い呼吸を心がけることで、痛みの予防や軽減につながることがあります。一方で、痛みがあると姿勢が崩れ、呼吸が浅くなることがあるため、痛みの管理と共に姿勢や呼吸の改善を考えることが重要です。

当院では姿勢を分析して、身体に合わせて施術することで
正しい姿勢と深い呼吸を手に入れ、

根本改善を目指して一人ひとりに寄り添います!

三島ほうゆう整体院・整骨院